ベーゴマって!?

☆コマ(独楽)と言えば、正月を連想しますがベーゴマは、季節に関係なく流行ったコマだった。
 (詳細は、ベーゴマの種類を参照してください。)
★流行ったのは日本全国ではないようです。その点は独楽と違って特殊な存在といえます。
☆戦争時にはベーゴマを没収される悲しい時代があったようです。
★いくら戦争で使う鉄が欲しいからと言って子供から取り上げるなんて・・・
☆その戦争時にはガラスのベーゴマが存在したらしい。

★ベーゴマは、独楽を回す紐よりも細い紐(べーひも)を使うが巻き方にテクがありそれなりの修練が必要だった。
☆紐の巻き方は通称女巻き(コブ2個)が定番だった。この変形タイプでコブを1個にした巻き方もあった。
★他の巻き方で通称男巻きは経験なし。(こち亀94巻では別の言い方をしているが・・・)
 (一個目のコブと二個目のコブの間が女巻きよりも離れているため巻き方は難しそう。)
☆初心者はコブを一巻きで作るのではなく二巻きにして作るのが巻きやすいコツにもなります。
★普通は片側に巻き用のコブを作って反対側はほどけ防止にコブを作っている人もいたが私は両方に同じコブを作った。
 (反対側もコブを最低一個作らないとひもがほどけてしまうので必ず作ってください。5円玉を付ける人もいたネ。)
☆独楽は正月だけしか使わないので紐が切れる事はなかったがベーゴマは一年中していたので紐が切れる事もあった。(寿命)


    <加工前のベーひも>

加工前ベーひも 全長 約120cm 直径 約3mm
 ベーゴマを巻いて長いようならカットする。


    <加工後のベーひも>

加工後ベーひも 私はどちらからでも巻けるように両方同じコブ
 を作っている。


★ノコギリは引く時に力が必要でヤスリは押す時に力が必要です。ベーゴマは押しよりも引きが重要です。
☆その証のひとつが背中に付く紐の痕(雨の日等)だったり、背中の痛み(夏は薄着になる)だったりします。
★小学生の頃、流行った遊びだが勝負に負けると自分のベーゴマが相手に取られてしまうという厳しい世界!!
 (床(トコ)と呼ばれる土俵の中にベーゴマを入れて飛び出したら負けになるが詳細は勝負についてを参照してください。)
☆それでも勝ち取った時の快感を忘れられないのかせっかく小遣いで手に入れたベーゴマでまた勝負したものだ。

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